永尾健史のマイストーリー⑤「知られざる中東の魅力」

国内でも数少ない中東市場を開拓済。20カ国超に「日本」の良さを伝える食品・輸出コンサルタント、永尾健史です。今回は、特に力を入れている事業のひとつ「中東への貿易」のお話です。

ドバイやサウジアラビアを中心に、人口の増加と経済成長が著しい中東地域では、富裕層の拡大により、高品質な食品や健康志向の商品に対する需要も年々増えています。非常にポテンシャルの高い市場なのですが、日本から8,000～9,000km近く離れているため

「イスラム教の文化や風習、法規制などがよく分からない」

「現地のリサーチをしっかり行いたいが、コストが掛かりすぎる」

「そもそも本当にニーズがあるのか、市場の実態が掴めない」

といった不安要素も多く、失敗事例も山程あるのが実情です。JETRO（日本貿易振興機構）や農林水産省の報告から推測するに、中東市場に進出している食品会社は、日本全体の１割にも満たないでしょう。

海外貿易に限らず、ビジネス全てにいえることですが、何をやるか以上に、誰とやるか。つまり、取引先の選定が成功の鍵を握ります。特にドバイでは、残念ながら手数料だけ取って終わりという不誠実な日本人事業者も散見されるため、注意が必要です。

その点、FOODLINKSではコンサルとしてではなく、出来高を基準とした契約で中東向けの輸出支援をしています。そのため、取引が成立しない限り、私達の報酬が発生しません。いきなり10万円、20万円支払ってくださいという話にならないので、輸出が初めてのお客様にも安心してお取引いただいています。

最近ではドバイでのテストマーケティングにも力を入れているのですが、特に日本の由緒ある商品であれば、中東市場に出すことで販売額の桁が１つ変わることも珍しくありません。賞味期限が短いものや、冷凍・冷蔵商品だとややリスクが高くなりますが、やり方はいくらでもあります。

どんな商品であっても、中東に向けて出したいとお考えなら、そのご要望を叶えるべく、最大限力を尽くす。それがFOODLINKSのポリシーです。

海外輸出の際には、分からないことが沢山出てくるのが当たり前です。ですがご安心ください。どんなに小さなことでも一つひとつ、経験に基づいたノウハウでサポートさせていただきます。

得意領域の食品はもちろんのこと、周辺領域の商品であっても中東市場に挑戦してみたい方には、ぜひ気軽にお声がけ頂けたらと思います。

アジア圏も対応。海外20カ国超の輸出を支援

海外輸出の支援事業者のうち、アジア圏の支援を手掛けている事業者は多々ありますが、中東となると一気に選択肢が少なくなります。信頼が置ける先となると、さらに数が限られるでしょう。

さらに、アジア圏18カ国への販路を確保している輸出コンサルタントとも連携しておりますので、中東以外でも柔軟に対応可能です。アジア圏については出来高制ではないものの、市場調査だけなら低額からコンサルティングできますので、ほぼノーリスクです。

そもそもどの国に輸出すれば、一番売れる可能性が高いのか？といったところから、お気軽にご相談ください。20カ国以上への輸出をすべてサポートできますので、最適な輸出先をご提案いたします。

私たちは、日本の「今」を海の向こうに届けるために、そして日本の「いいもの」を世界に伝えるために、これからも世界を開拓していきます。まずはドバイ・サウジアラビアだけではなく、他の中東諸国の開拓に注力していく予定です。

ゆくゆくは、日本の「いいもの」を取り扱うコンビニスタイルの店舗を現地に展開し、他社OEMに加えて、自社ブランドも別途展開していけたらと考えています。また、調理器具のような食品周りの小物や化粧品等の日用品など、取り扱いの幅を広げながら、さらに市場を拡大して参ります。

そのためにも、素晴らしい商品や技術をお持ちの国内メーカーとの繋がりを増やしていきながら、まずは認知が低い中東市場の魅力を発信していきたいと思います。セミナー等の機会も増やしていく予定ですので、どうぞお楽しみに。

もし周りにいらっしゃいましたら、課題解決のお役に立てますので、ぜひご紹介いただければ嬉しいです。